●新着情報2001/06/12
6月12日、「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラムの第3回実行委員会(板山賢治委員長/日本障害者リハビリテーション協会副会長)が戸山サンライズで開催されました。
今回は、フォーラム事業全体の進捗状況を中心に、今後の広報計画や収支予算等について報告がありました。
その中で内閣府から、同日開催の障害者施策推進本部において、「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラム組織委員会が2002年に開催を予定している3つの国際会議に対し、関係行政機関が必要な協力を行う「申合せ」が交わされた、との報告がありました。
今後、関係省庁への協力要請は内閣府を窓口に行われることになり、そのひとつとして、フォーラムに係る記念切手の発行については、優先順位1番で内閣府から総務省に要請している旨の報告もありました。
昨年の最終年記念国際会議推進のための議員連盟発足をはじめ、政官民あげて記念フォーラムを推進する基盤が整ったといえます。
ただし、フォーラム全体の収支計画案は極めて厳しい見通しで、今後、募金特別委員会の発足を受けて、一般市民や経済界への支援要請とともに、自主財源確保のため、当事者・関係者・関係団体の連携した協力体制が必要となっています。